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コラム2026年10月6日

税務調査の流れ|連絡が来てから終わるまでを4ステップで解説

「税務署から電話がありました。どうしたらいいですか?」――税務調査の連絡は、誰にとっても不安なものです。でも、調査の流れを知っておけば、必要以上にあわてる必要はありません。この記事では、税務調査の種類から、連絡が来てから終わるまでの4つのステップ、当日の過ごし方、調査の終わり方、税理士の立ち会いの役割までをやさしく解説します。

  • 税務調査の種類(任意調査と強制調査)の違い
  • 事前通知から調査終了までの4つのステップと、当日の流れ
  • 調査の終わり方(申告是認・修正申告・更正)と、税理士の役割

01WHAT IS A TAX AUDIT税務調査とは?任意調査と強制調査の違い

税務調査とは、提出した申告書の内容が正しいかを、税務署などが帳簿や書類で確かめる手続きです。

税務調査には大きく分けて2種類あります。一般的な会社や個人事業主が受けるのは、ほとんどが「任意調査」です。

任意調査(一般的な税務調査)
  • 税務署の調査官がおこなう
  • 原則として事前に連絡(事前通知)がある
  • 日程は相談して決められる
  • 納税者の協力を前提に進む
強制調査(査察)
  • 国税局の査察部がおこなう
  • 裁判所の令状にもとづき、予告なく入る
  • 悪質で多額の脱税が疑われる場合
  • 刑事事件として告発されることもある

「任意」といっても、正当な理由なく調査を拒むことはできません。日程の調整には応じてもらえるので、まずは落ち着いて連絡を受けましょう。

024 STEPS連絡が来てから終わるまでの4ステップ

任意調査は、おおむね次の4つのステップで進みます。

STEP 1事前通知

税務署から電話などで、調査の日時・場所・対象の税目・対象期間などが伝えられます。税理士に依頼している場合は、税理士にも連絡が入ります。

STEP 2日程調整と準備

都合が悪ければ日程の変更を相談できます。対象期間の帳簿・請求書・領収書・通帳などをそろえ、申告内容を見直しておきます。

STEP 3実地調査(当日)

調査官が会社や事務所を訪れ、話を聞いたり帳簿・書類を確認したりします。期間は1〜3日程度が一般的です。

STEP 4結果の説明と終了

後日、調査結果の説明があります。問題がなければ終了、誤りがあれば修正申告などで終わります。

※対象期間は、多くの場合「過去3年分」程度です。内容によっては、さらにさかのぼることもあります。

03AUDIT DAY当日の流れ(1〜3日程度)

当日は、午前中に会社や事業の話を聞き、午後から帳簿や書類を確認するのが一般的な流れです。

10:00ごろあいさつ・説明調査官の身分確認と、調査の進め方の説明
午前事業の概要の聞き取り会社の沿革、取引の流れ、お金の管理方法など
お昼休憩昼食は各自でとるのが一般的です
午後帳簿・書類の確認売上・経費の帳簿、請求書、領収書、通帳などを照合
16:00ごろその日のまとめ確認したい点や、追加で必要な資料の依頼
聞かれたことに答える

わからないことは推測で答えず、「確認して後日お答えします」で大丈夫です。

資料はすぐ出せるように

対象期間の帳簿・請求書・領収書・通帳などを、期ごとに整理しておきます。

その場で書類に署名しない

内容がよくわからない書類には、税理士と相談してから対応しましょう。

調査官は、経営者の方から直接お話を聞きたいことが多いです。初日の午前中は、できるだけ同席できるよう予定をあけておきましょう。

04RESULTS調査の終わり方は3パターン

調査が終わると、結果に応じて次のいずれかの形で終了します。

終わり方どんなときその後の対応
申告是認申告内容に誤りがなかった「更正決定等をすべきと認められない旨の通知書」が届いて終了
修正申告誤りがあり、指摘に納得した自分で修正申告書を出し、不足分の税金を納める
更正誤りがあるが、修正申告に応じない税務署が税額を決め直し、通知する

※修正申告や更正で税金が増えた場合は、「過少申告加算税」や「延滞税」がかかることがあります。

指摘された内容に納得できないときは、その場で決めずに、根拠を確認しましょう。税理士が税法にもとづいて、調査官と話し合います。

05ROLE OF TAX ACCOUNTANT税理士の立ち会いの役割

税理士は、税務調査で納税者の「代理人」として、最初の連絡から終わりまでサポートします。

連絡の窓口

事前通知の受け取りや日程の調整を、代わりにおこないます。

事前の準備

申告内容を見直し、聞かれそうな点や資料を事前に整理します。

当日の立ち会い

調査に同席し、専門的な質問には税理士が説明します。

指摘への対応

指摘が正しいかを税法にもとづいて確認し、必要に応じて意見を伝えます。

当事務所では、記帳代行から申告まで一貫してお手伝いしているため、帳簿の中身を把握したうえで税務調査に立ち会えます。

この記事のまとめ
  • 一般的な税務調査は「任意調査」で、原則として事前通知がある
  • 流れは「事前通知 → 日程調整と準備 → 実地調査 → 結果の説明と終了」の4ステップ
  • 当日は1〜3日程度。午前は聞き取り、午後は帳簿・書類の確認が一般的
  • 終わり方は申告是認・修正申告・更正の3つ。税理士が窓口から立ち会いまで対応できる

Q&AFAQよくあるご質問

Q事前通知の日程は、変更してもらえますか?
A

はい。仕事の都合など合理的な理由があれば、日程の変更を相談できます。税理士に依頼している場合は、税理士が調整します。

Q税務調査が入るのは、何か悪いことをしたからですか?
A

いいえ。税務調査は、申告内容を確かめるための手続きで、不正を前提としたものではありません。調査の結果、申告是認で終わることもあります。

Q税理士に頼んでいなくても、調査の立ち会いだけ頼めますか?
A

頼めます。ただ、帳簿の内容を把握するのに時間がかかるため、通知が来たらできるだけ早めにご相談ください。

CONTACT数字のことは、まるごとご相談ください。

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※本記事は2026年10月時点の一般的な内容です。個別のご判断は、お気軽にご相談ください。

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